【FM-8】星光電子FM-8 OS-9用I/Oユニット Type E

先日知り合った同趣味の方からFM-8用の拡張機器で星光電子のType Eという物を頂きました。

このような貴重品を無料で譲って頂けるとは思いませんでした
お礼でIBM系の部品を差し上げましたがこのユニットは貴重すぎて価値のレベルが違いすぎるような気も・・・ ^^;;;

これが星光電子のFM-8 OS-9用拡張ユニットでType Eと呼ばれる物です
DSC09125
サイズは175*150の小型サイズです。

OS-9 Level One Operating System Type Eと書かれており一見何のユニットか分かりません。

中を開けてみると
DSC09124

MC68A50(ACIA)が2個、MC68A21(PIA)が1個、HD146818(RTC)が1個とDC-DCコンバータ、RTC用バックアップ電池、ACIA用ビットジェネレータが入っています。

基板裏面はこんな感じ
DSC09123
RS232CのSG端子に相当するピンが接地レベルにないようで前ユーザがジャンパしておられます。

1983年のトランジスタ技術誌にこのユニットの広告が載っていました。
tee

Type E は98000円の記述があります。
その他、富士通純正の拡張ユニットに入れて使用するタイプのType Sという製品があったようです。
Type Eのバッテリはオプションとのことですので、このユニットはオプションが追加されている状態(液漏れ無しで助かった~)。

Type E用ケーブルは別売りで5800円のようです。
このユニットを付けるとFDDが付かないので分岐されているケーブルだと思います。

私はSCSI用50Pのフラットケーブルを改造してコネクタを追加して自作しました。
FM-7(8も)そのままSCSIケーブルを使うとピンが反対になってしまうので、50ピンコネクタを逆向きに取り付けてFM側の50ピン用ピンヘッダに取り付けできます。
DSC09128

このユニットはFM-8用ですが、外部接続用の50ピンコネクタはFM-8,7共通だと思われるのでFM-7で使ってみます。
ケーブルの動作確認を含めFDD I/Fを内部増設用のEPSON F7FIボードから富士通のMB22603に変更して動作確認
DSC09133

この状態でFDD,RS232C,漢字ROMが装着できているので、外部拡張基板は外してMB22603で使ってみようと思います(動作は同じですが・・・)

このType Eユニットですが、ACIA,PIA,RTCのI/Oアドレスも教えて頂き、実験できる準備は整いました。

これでFM-7でも6850カードを自作せずにACIAの実験ができそうです。
よくよく考えてみるとこのFM-7セットは6809/Z80に加え、8251/8255/6850/6821/漢字ROM/FDDと、かなりのお大尽システムになってしまいました(^^)

2013/12/22追記 :FM-7に8255は付いていませんでした^^;;;

スポンサーリンク

「【FM-8】星光電子FM-8 OS-9用I/Oユニット Type E」への8件のフィードバック

  1. これは大変めずらしく貴重なものを入手されましたね。
    羨ましい限りです。
    はせりんはこの星光電子版FM-8用OS-9の実物を見たことがなかったので、
    初めてその姿を拝むことができました。
    写真掲載していただき、ありがとうございます。

    ざっと基板を眺めますと、主要な部品はPIAx1とACIAx2ですから、
    FM-7のI/Oカードにも押し込められそうですね。
    32Pinコネクタには±12Vが来ているのでDC-DCコンバータも不要ですし。

    > この状態でFDD,RS232C,漢字ROMが装着できているので、外部拡張基板は
    > 外してMB22603で使ってみようと思います(動作は同じですが・・・)

    私のサイトにちょこっと書いてますが、MB22603は、2MHz動作が保証され
    ていません。(ただし初期ロットはだいじょぶそう)
    http://www.mindspring.com/~thasegaw/rpcg/mb22603.html#tsuika

    こちらの方のサイトによれば、EPSON TF-10(FM用)のFDCはMB8876Aなのですね。
    http://ef80.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/epson-tf-10fm-1.html

    > よくよく考えてみるとこのFM-7セットは6809/Z80に加え、
    > 8251/8255/6850/6821/漢字ROM/FDDと、かなりのお大尽システムになって
    > しまいました(^^)

    8255は使われてないはずです。FM-7/8系のプリンタIFはTTLのベタ回路なので。
    68系で揃えるなら、マウスIFカードがMB8873(MC6840)を使ってますね。

  2. はせりんさま
    コメントありがとうございます。
    中身はなんてことない普通のI/Oユニットなのですが、星光電子の名前とOS-9のプリントで魅力的な装置になってます。
    元々は6850や6821のI/Oポートを自作予定だったのですが自作の手間が省けました^^
    ネット上でFM-7の回路図を確認してみましたが、確かにFM-7に8255は載っていませんでした^^
    以前何かの記事で8255を使っている的な物を見た覚えがあったのですが勘違いだったようです。8255を使ったI/Oは予定通り自作してみます。

    MB22603の記事確認しました。今度私のMB22603の中身を確認してみます。
    短時間ですがMB22603+TF-10を2MHzで使っておりますが、現在のところ問題は起こっていないようです。
    拡張基板も金属ケースに入れる処置等ができましたら復活させる予定です。

  3. yuyamaです。こんにちは
    香川大学学術情報リポジトリにある「FM-8 OS-9の改造(中村邦彦先生)」の中に「同時に4人が3台のプリンタを使い分けることが可能なシステムになるわけであるが、主記憶64KBのパソコンでそのような使い方をすることは非現実的であろう。」とありますので、マルチユーザシステム構築のためのアダプタということでしょうか。実際に活用していた方はどのくらいおられたのでしょうね。

    1. yuyamaさま
      あけましておめでとうございます。今年もかべきんブログをどうぞ宜しくお願い致します(^^)
      私も該当記事読んでみました。
      星光電子版のIPL手順について書かれていたりと読み物としても面白いですね。
      非現実的ですがこのI/Oユニットをつけて最大4ユーザ+3プリンタにも挑戦してみたいです。
      私の場合は8251Aと6850の同居環境で両方のソフトが作れる便利な環境として使ってみたいと思います。

  4. yuyamaさま、
    はじめまして。
    リマインドありがとうございます。
    中村先生の論文は以前より気にはなっていたのですが、今までじっくり
    読む機会がありませんでした。
    さっそく拝読させていただきました。
    前半はOS-9の概要、後半に改造について書かれています。
    改造のポイントは、星光電子版のFM-8用OS-9をベースとして、
    ・拡張ボードを接続しなくても使えるようにする
    ・2段ブート方式(起動時に毎度2枚フロッピーを読ませる)ではなく、
     フロッピー1枚で起動できるようにする
    の2点のようです。

    実は、上記2点は、後に富士通から発売されたOS-9では実現されています。
    本論文の発表日は1983年9月で、富士通版の発売日(1983年9月前後)と
    かぶっており、どちらが先なのかは微妙ですね。
    http://www.mindspring.com/~thasegaw/rpcg/os9.html
    (ただし、富士通版も中味は星光電子の開発です。)

          |星光電子版 |中村先生版 |富士通版  |
    発売発表時期|1982年8月? |1983年9月? |1983年9月? |
    OS-9 Level I| V1.1   | V1.1   | V1.2   |
    Clock    |MC146818? |サブシステム20msタイマ  |
    Tick    | 65ms   | 100ms?  | 100ms?  |(うろ覚えです)
    RTC     |MC146818  | なし   | なし   |
    RS232C   |MC6850 x2 | i8251 x1 | i8251 x1 |
    プリンタ  |MC6821(2台)| TTL    | TTL   |
    起動    |2段ブート |Floppy 1枚 |Floppy 1枚 |
    Track Offset| なし   | なし   | あり   |(OS-9標準フォーマット=なし)   
    Kernel位置 |ブートDisk |ユーザー領域|トラック0 |
    Disk ID   |Trk=0 Sct=1|Trk=0 Sct=1 |Trk=1 Sct=1|(Boot SectorとDisk IDの共存が肝)

    上記の他、富士通版ではマルチウィンドウや漢字表示が可能となっています。

    1. はせりんさま
      あけましておめでとうございます。今年もかべきんブログをどうぞ宜しくお願い致します
      このブログで皆さんが情報交換できる場として活用できるとうれしいです(^^)
      以前、SEIKOU OS-9と書かれたFDを2枚頂いたのですが、起動しなかったため2段ブートの星光電子製OS-9かと期待しておりました。
      大量のセクタエラーが出て正常に読み込みできなかったので放置していたのですが、この正月休みにS1でダンプしてみると辞書らしき物が入っていました。
      残念ながら「かな漢字変換パッケージ」のようでした。
      (正常に読み込みできればかな漢字変換も貴重だと思いますが・・・)

        1. >はせりんさま
          コメントありがとうございます^^

          ご無沙汰しております。と言ってもサイトはいつも参考にさせて頂いております^^;;;
          リンク頂きましてありがとうございます。
          せっかく実物を持っているのに、今のところFLEX9起動時の日付合わせとACIA拡張ポートのみしか活用できていません^^;;
          OS-9のプログラミング、特にドライバ廻りではトレースはおろか、実行後のメモリも参照できずに手も足も出ない状態です。
          FLEX9は色々アドバイス頂きながら操れるようになってきたので、FLEXを中心にOS-9も楽しみたいところですが趣味に取れる時間はどんどん少なくなってきています^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。 本文に全角文字を2文字以上含めて下さい (スパム対策)