Last Updated on 2013年7月19日 by kabekin
先日S1用OS-9L2の資料を頂いた方から追加で貴重な資料を頂きました。
OS-9L2の補足説明書でDMAカードに付属していたサポート用ディスクの説明書のようです。
内容的には
DMAカード(MPC-DM01A)とHDD(MPH-520)の説明が中心で、
サポートディスクに収録されたファイルを使用しシステムジェネレーションする方法が丁寧に説明されています。
HDDを使い200ラインフルカラー表示用
HDDを使い400ラインモノカラー表示用
HDDを使わないDMAカード使用の環境用
のシステムジェネレーション等が丁寧に説明されています。
HDDやDMAカードを含め、入手は絶望的だと思われるのでジェネレーション方法自体は移植の参考にするとして、この説明書を読むとS1用OS-9L2の情報が色々読み取れます^^
ざっくり確認してみると
・OS-9L2でビデオスーパーインポーズカード(MPC-VS01S)が使用できる
・増設RS232Cカード(MPC-RS01)が使用できる
・OS-9L2環境では最低128KBのメモリ増設が必要
・DMAカードを使用した場合8インチ標準フロッピーがサポートされなくなる
・マウス及びPIAカードはサポートされない
・DMAカードの一番上段にFDI/Fカードを取り付ける
・S1用HDD(MPH-520)は20MBのHDD
・HDD-I/FカードにブートROMがある
その他、HDDを使う際に必要なユーティリティ情報等はソフト自作の際、詳細設計に役立ちそうです。(技量がついていきませんが・・・)
OS-9L2でビデオスーパーインポーズカードをサポートしているというのは予想外でした^^
当時はかなり面白いシステムだったようです.