パーソナルメディア BTRON 1B/V1の取説類発見^^

Last Updated on 2021年4月26日 by kabekin

数年前から行方不明になっていた1B/V1の取説類が実家の物置から発見されました。

超漢字Vとの操作の違いを調べたくて、長年探していましたが数回の引っ越しで行方不明になっておりました。


と、言ってもソフト本体は未だに出てきていません・・・・

この1B/V1はDOS/V機でBTRONが動作するようになって発売されたものだったと思います。
それまでは専用機やFMR用のBTRONでしたが手持ちのPS/V Vision 2408でのBTRONは感激でした^^

私がこれを入手したころは既にWindows3.1やOS/2が出ていたと思うので、そこまでの感動はなかったと思いますが仮身/実身の仕組みが好きで、未だに超漢字Vで趣味の資料をまとめています。
さすがに仕事用では使いにくいので使わなくなりました・・・

その後1B/V2も購入しましたが、たしかV2では表計算やマイクロスクリプトが別売りになりプロ版を購入した覚えがあります。

そのときの取説と思われるのがこちら。
大きくなってB5判になっているようです。

電子ブックリーダはシリアルコントロール可能な専用EBプレーヤ専用です。
MIDIプレーヤも外部MIDI端子の専用のプレーヤでSoundBlasterなどのオンボードMIDI音源は未対応でした。

マイクロスクリプトはよくできていたと思います。
この頃は既にVisualBasicなどの開発言語はあったと思いますが、1BのマイクロスクリプトではBTRONの図形エディタで書いた部品をスクリプトの機能に盛り込むことができてRS232Cへバイナリの電文送受信が簡単に扱えたのでコントロール画面を作って画面で操作した覚えがあります。
しかし、バイナリデータはいいのですがASCIIの送受信は苦手だった気もします・・・
(既に忘れました^^;;)

あと、2万円くらいだして購入した辞書ののようなプログラミング解説本に付いていた開発環境引換券で入手した開発支援ツールのリリースノートも発見。

マイクロスクリプトでは色々楽しめていたBTRONですが、C言語での開発も勉強してみようと入手してみたものの全く分からず、何一つプログラムを作成できませんでした。

と、言うよりもBTRONのコンソールからコマンドラインで操作するとまるでUNIXのような感じで、そもそもコマンドラインを扱うことができませんでした・・・

色々思い出しながら、1Bの取説を見ながら超漢字Vを弄ってみると操作がほとんど変わっていないことに驚きます。

と思ったら、超漢字Vもそんなに新しくないんですよね^^

SIIのTIPOも記念品付きの予約販売で購入しました。
http://asakita.net/kabekin/2010/12/114.html
しかし、残念なPDAで突然電源が入らなくなる(コンデンサの問題?)が多発するらしく、私も何度かメーカに修理に出しましたが故障する前に売却しました。

後続機が出ればよかったのですが、出なかったですね。
この時持っていたBTRON キーボードのTK1を手放してしまったのは今思えば一生の不覚
→ どなたか不要なTK-1をお持ちの方譲って下さい → こちらからお願いします。

TIPOは無理でも超漢字Vは使い続けます^^

そんな電房具1B取説類発見の記録・・・

8件のコメント

  1.  BTRONなつかしい^^1B使ってました。実身/仮身モデルはHTMLのハイパーリンクのようなものでしたね。
     キーボード TK1、結構高かったような記憶があります。dovorak配列?と親指シフトぽい設計で、なかなか慣れませんでしたが、タッチペンで画面の特定の位置を直接ポイントできるのは便利だと思いました。
     TRON関係では小惑星探査機はやぶさのコンピュータが ITRONでしたね。耐宇宙線設計としてパターンの太い 8bit を採用して高信頼化とか、興味深かったです。
     超漢字が翻訳用途で便利とか聞きましたが、このあたりはあまりわかってません。また解説して下さい^^

    1. おっ!せるじおさんも1B電房具ユーザでしたか^^
      私が1Bを使い始めた頃は既にWindowsやOS/2はありましたが、実身/仮身は衝撃的で今も使っています。
      どこまでネストできるのかやったことはありませんが実身の中に自由に仮身が置けるので調べものの整理には重宝しました。
      最近ではエクセルのシート内で自由に画像やリンクが貼れるのでエクセルで整理することが増えましたが超漢字も使っています。
      超漢字はVMPlayer上でWindows10をホストOSで使っていますがNTFSフォーマットなので直接ファイル変換はできないようです。
      超漢字が翻訳用とで便利なのは扱える文字が多いからですかね^^
      私は多文字は重要ではなく実身/仮身モデルが好きです。
      とは言え、さすがに10年前からあまり進歩していないので実用は厳しくBTRONを使っているという満足感だけのような気もします・・・
      どこかでTK1を売っていることを見かけたら教えてください^^

    1. 情報ありがとうございます^^
      12万とは高いですね!
      今は1万2千円でも厳しいです(笑
      以前は持っていたのに手放したことが未だに後悔です。
      特に数年前にMCUBEの本体を入手できたので、後悔は大きくなるばかりですね^^;;;
      今のところ超漢字Vでも不満は無いので、これでかんばります。
      とは言え、超漢字Vの開発は既に終わってるぽいですが・・・

  2. MCube持ってるんですね!^^ もしかして 3B でしたか?あれのキーボードは TK1 だったんですね。
    あとMCube って市販されたんでしたっけ?開発協力社への供給のみで終わってたような記憶がありますが、どうでしょう。

    1. 数年前にネットで入手したものですので詳細は分かりませんがSIGBTRONのシールがありますので、市販品ではなさそうです。
      本体に電源ボタンが見当たらないのでTK1側にあるのかと思いますが、未だに電源を入れられていないので3Bが起動するかは不明です^^;;;
      HDDは残っているので3Bが残っていることを期待してます(^^)
      ホントTK1を手放したのは大失敗でした・・・

  3. MCubeについて遠い記憶ですが、正面のガラスドアを上に上げるとブートスイッチがあったように思います。キーボードはPC-98(PS/2?)のものも使えたように思いますが、TK1のポインティングデバイスはペンでしたので、98などのマウスが使えたかは不明です。。。
    MCube、起動出来たら記事で見せてください^^

    1. 本体にはリセットスイッチとアボートスイッチがあるのですが、電源が見当たりません^^;;;
      リセットやアボートの長押しかと試してみましたが、電源は入りませんでした
      故障しているだけの可能性もありますが、訳も分からず弄って壊さないように何もせず保管しています。
      TRONWARE誌でTK1をPS/2に変換する回路を見たことがある気がしますがレベル変換だけだった記憶がありますので、逆のPS/2→TK1ができないか調べてみたいと思います。
      (ポインタはどうにもなりそうにないですね)
      まさか入手できないと思っていたMCUBEが入手できたということはTK1もいつかは入手できる可能性もありますので気長に探したいと思います^^
      3Bが起動したら感動モノだと思います

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