HITACHI MB-S1の68Kカード MPC-68008を試してみる その3 (モデル30にパッチ当て)

Last Updated on 2022年1月26日 by kabekin

MPC-68008カードを試してみるの続きです。

情報を頂いたMPC-68008を動かすためのハードウェアパッチをS1/30で試してみました。

日立の資料によるとS1モデル30~40(45も含むと思う)は本体基板(S1-B)のレビジョンが2以下では1KΩの抵抗を一本追加する必要があるそうです。

この辺に追加するので、ぎりぎり本体を全分解しなくても半田ごてが入りました^^
全分解すると壊しそうなので、助かりました。

ブログに詳細な資料は掲載できませんので、追加位置の詳細が必要な方は連絡ページよりご連絡下さい^^

指示通り抵抗を追加してテストプログラムを実行してみると。

エラーも出ず無事に正常動作するようになりました^^




このテストプログラム、しばらく動かすと暴走するという情報もあったのでしばらく(10分程度)動かしてみましたが今のところ問題なく動作しています。

MPC-68008が故障しているのかと気を揉んでいましたが、故障しておらず安心しました^^

しかし、これはボード単体で入手しても動かせないので、助かりました。
貴重な情報どうもありがとうございます。

S1/10でも同様の改造が必要ですが、モデル10でMPC-68008を使う事はなさそうなのでこちら無改造でいきます^^
(モデル10-20ではS1-A基板のレビジョン6以下は要改造だそうです)

S1で68Kの活用・・・ どのように使えばいいのか思いつきませんが、
純正で68Kが実装されたのはワクワク感がすごいです^^

このS1/30ですがプロセッサ誌掲載のOS-9カードも載っているのでOS-9L2も動作します。
お大尽システムになってきました^^

そんな、私のS1/30でMPC-68008が動作するようになった記録・・・

S1情報の入手は是非こちらからどうぞ → Amazon

4件のコメント

    1. せっかくのMPC-68008が故障していたかと思っていたので一安心です。
      しかし、このカードをどう活用するかは難しいですね^^

  1. 無事拡張できて良かったです。
    例えば数値演算プロセッサとして、いかがでしょう

    1. お蔭様で無事にMPC-68008が使えるようになりました^^
      数値演算プロセッサとして使うのは面白そうですね。
      どのようなインターフェースにすればいいか思い浮かびませんが、色々考えてみます

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