来夢来人に増設FDDを取り付ける準備 その3

Last Updated on 2019年11月27日 by kabekin

増設FDDコネクタで残りの不明信号を調べました。

基板パターンをトレースしにくい回路はICクリップにプルアップ抵抗を付けて、信号を直接確認しました^^

不明な信号は残り4点。

0CHにはKコネクタの6ピン
1CHにはKコネクタの8ピン
2CHにはKコネクタの10ピンを接続して内蔵デッキを回転させてみると、

2CHが反応。

ドライブ1を選択してみると、

2CHと0CHが反応。

ドライブ2を選択してみると、

2CHと1CHが反応。

Lコネクタに付け替えて1ピンを観測すると、

内蔵デッキにSAVEするとこんな感じの波形が出ました。

パルスの間隔が違うのでGATEではなくDATAだと思われます
これで全てのピンの信号が判明しました^^

調べた結果をまとめると

こんな感じです。

結局、#SELECT2とSELECT3を除いた信号で順番通りだったことになります。
(MP-3560はこれ以外の信号が出ているようですが、持っていないので詳細不明です)

これを踏まえて、来夢来人用の増設FDDケーブルを作ろうと思います。

4件のコメント

  1. DDEN信号は単密度と倍密度を切り替える信号ですから26のDOUBLE-DENに接続する必要があると思いますが…

    1. S1の5インチ2Dの場合、トラック0のセクタ1~2も倍密度なので実質上単密度に切替わることがなさそうです。
      来夢来人の場合、増設ドライブがドライブ0になることもないのでブートドライブになることもないことも相まって来夢来人のFDC基板からは倍密度/単密度の信号が出ていないものと思われます。
      MP-3550のDDENはドライブ内部でプルアップされているので放置しておけば常に倍密度で使用できるのではないかと考えています^^

      1. Level3でMP-3550を使用していた時にはトラック0の面は単密度になっていて,formatterでもトラック0の裏からフォーマットしていって最後にトラック0の表を単密度でフォーマットしていました.
        片面単密度用のDISK-BASICをMP-3550接続のLevel3で動かすためにDISK-BASICを単密度仕様に書き換えて2種類のDISK-BASICをMP-3550で使えるようにできましたので,切替はできるようにしておいた方が良いかと思います.来夢来人がS1と同様にBモード(L3モード)を持っているならその方がコンパチになると思います.

        1. 来夢来人はS1に比べて、BモードとIG、ACIAとCMT回路一式が省かれているので、来夢来人のFDC基板にはDDENの回路がなくなっているものと思います。
          内蔵デッキのDDEN信号がどうなっているトレースできていませんが、増設用ポートにはDDEN用のオープンコレクタが省かれているようです^^

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