Last Updated on 2014年4月28日 by kabekin
S1用OS-9カード自作作戦のその後です^^
拡張バス、マッピングメモリ絡みの配線及びチェック終了したのでS1に取り付けてみました。
貴重なS1本体を壊す訳にはいかないので、2重配線チェックです。
(その3で書いたLS240のG1ですが、TIのデータシートによるとG1もG2も不論理なので#G1扱いに戻しました = これも誤植??)
とりあえず1セグメント分の動作を確認するためROMBASICを起動させてみます。
FD-I/Fボードも増設メモリも必要ないので全て取り外して各部の電圧を監視しながら電源オン!
起動しません^^;;;
各部の電圧は正常。
一度マッピングメモリを元に戻して本体が壊れていないことを確認。
本体は壊れていませんでした(^^)
まぁ一発目からすんなり動作するとは思っていなかったので予想通りですが、
配線チェックは問題なさそうでプロセッサ誌の回路図通りになっているために次の作戦が立てにくい状況です。
プロセッサ誌の回路図を見た感じでは、
リセット後は74LS273のバイトレジスタをハードリセットによってセグメントをリセットしているようです。
元々1セグメント分のマッピングレジスタしか持っていないS1では起動時にEFE11のレジスタを初期化する仕組みは無いと思われるので、起動時はLS273とSRAM,LS240の3石のみ動作していると思われるため集中的に配線チェックと図面チェックをしてみたものの記事通りです・・・・
そうなると考えられるのは、
配線がまずい
部品の不良
記事で使われていたCXK-5813DとCXK-5814Dに互換性が無い
が考えられますがCXK-5813Dのデータシートが見つからないので
CXK-5813Dを入手してみるか、他の高速SRAMで試してみるか悩みどころです。
(CXK-5814Dで動作しない理由を掴めないのに他のSRAMを持ってきてもダメなような気がする・・・)
その後、アドレスデコード部も少し確認してみたところ、デコード出力は全く出てきませんでした。
こちらは拡張バス68ピンのS1 IFSELが記入漏れのようです^^
ハードリセット後のセグメントレジスタの出力はゼロなので実質ではSRAMとI/O切替のLS240の2石と配線が正常なら動作すると思われます。
回路が単純なだけに動作しないときの原因が掴みにくいですね^^;;;
(恐らく何かポカミスをしてるだけだと思うんですが・・・・)
まだまだ修業が足りないようです^^;;;
色々ネット徘徊してみたけど、CXK-5813と5814は別モンの様な気がするんだが?
CXK-5813は寧ろCXK-5816と近いような気がする。
っていうか、恐らく互換は
6116
CXK5813
CXK5816
D4016
D446C
DS1220
GM76C28
HM6116
KM6816
LC3517
M58725
M5M5117
MCM2018
MSM2128
T6116S45
TMM2015
TMM2016
TMM2018
辺りでは無いのかと。
一応CXK-5816とDALLASのDS1220のデータシートを見たけど、この辺りはピンコンパチっぽい。
まー、速度は要確認ね。
おおっ!情報どうもです(^^)
改めてCXK-5814のデータシートを見てみたけど、リード、ライトタイミングは問題なさそうな気がするんだよね~
と言うのも、CXK-5813のデータシートがどうしても入手できないので日立純正のOS-9カードで使用されているHM6148のデータシートとCXK-5814のデータシートを比べてみて、どうやら近そうなのでCXK5814を購入してみたんだけど、動かないってことはやっぱ違うってことかもね。
日立純正のOS-9カードの写真を見るとセグメントレジスタは74LS174のラッチでメモリがHM6148x2構成なんだけどSRAMへのアドレス入力もデータ入出力の論理も同じような感じです。
リードライトタイミングもWEコントロール時のライトモードでは6116よりもむしろCXK5814のライトサイクルの方が近いようにも見えます・・・・
プロセッサ誌の記事ではセグメントレジスタへの書き込みとSRAMへの書込みタイミングを同期する仕組みは無いようなので、普段は常にぶーぶーなリードモードで、セグメントを書き換えるタイミングとマッピングを書き換えるタイミングはメモリのW信号をタイミング良く内部でうまくやってくれていると思うんだけどタイミングを見るのは難しいです。
普段ぶーぶーなリードモードで、マッピング書換え時だけライトになる仕組みだとCXK5814でもタイミングはOKそうです。
あと気になるのはCXK-5813の互換品が6116の高速版だとしてCXK-5816のブロック図と5814のブロック図を比べた時にアドレスラインの3ステートがインバータになってる違いかな。
以前6116を使った時はアドレスラインは負論理ではなかったので。気にしたことがなかったけど5814Pは負論理ってことなのかも・・・・
そうなると反転させないと。
う〜む,一筋縄では行きませんね。
CXK5813(6116 SMALL)と書いているサイトがいくつかあることからも,6116とのコンパチはかなり確実という前提で,6116とCXK5814のデータシートを比較してみたらどうでしょう。
私もざっと見てみたけど,ピンコンパチらしいということしかわかりませんでした。タイミングとかが違っているのかな。
情報量ゼロの書き込みですみませんが,がんばって下さい。
あと,CXK5813の在庫があると称しているショップもいくつかある(主にアリババ方面)みたいですね。
4804STさん
コメントありがとうございます。
予想通り一発では動作しませんでした^^;;;
電脳技研氏から色々情報をもらって私の方でも調べてみたのですが、CXK5813は6116の小型高速版という位置付けでよさそうな感じです。
HM6116であれば以前分解した機器から取り外した物が実家に沢山あるはずなので持ってきて取り付けてみたいと思います。
マッピングレジスタの読み書きタイミングはYGM003のASICで行っているようでタイミングはよくわかりませんが2MHzで動作している6809のサイクル時間が500nsとして120nsの6116でも不安定ながらも動作確認くらいはできるのではないかと甘いことを考えています^^;;;
CXK5813も16ピンDIPプラグを注文した商社に問い合わせたところ、入手は可能でした。
しかし、私がCXK5814を入手した単価より数倍も高価なので、本当に5814がダメなら注文しようと躊躇しています。
でも、そろそろ注文した方が良さそうかもしれません。
(この5814はeBayで中華系のお店で購入したので、中身がラジオのICだったりする可能性もゼロではありませんが・・・)
もうしばらく頑張ってみます。