HITACHI MB-S1 S1のY-Shell用コマンドをかき集める

Last Updated on 2021年3月5日 by kabekin

私の手持ちのS1用フロッピーを全て調べてY-Shell用のコマンドをかき集めました

以前は拡張RAMを64KBしか増設していなかったのでRAMディスクが少なく活用法を見いだせなかったY-Shellですが、最近は512KB増設なので何か活用できないか調べてみたいと思います。

その為には、まずはY-Shell用の外部コマンドをかき集めてY-Shellが使える環境を整備します。

私の持っているFDから探し出した拡張子が.comファイルは35個
これらがY-Shell用の外部コマンドかどうかは不明ですが、順番に調べていきたいと思います^^

かき集めたcomファイルはこんな感じ。

思ったよりたくさんありました^^

懐かしいISHのアーカイバーもありました。
既に存在すら忘れていましたが、アマチュア無線のパケット通信ではISHでバイナリをやり取りしていましたね。
これならSフォーマット変換しなくてもバイナリのやり取りができそうです^^

GREPやFGREPはテキスト検索のGREPですが正規表現で条件が指定できる多機能なGREPだったと思います。
FDで使うには厳しかった記憶がありますがRAMディスクなら快適そう。
S1でGREPできるのは素敵すぎます^^;;
GREPとFGREPの違いは今のところ不明・・・ 色々調べてみたいと思います

今のところ分かっているファイルは、
DISK++.BINとYSHELL.BINがYSHELL用のシステム
CATはファイル内容表示
GREP,FGREPはテキスト検索
NATIVE, EMULATE は6309ネイティブモード切替と6809モードへ復帰コマンド
NTERMは漢字ターミナル
SORT,UNIQ,SEDはLinuxの同コマンドと同じような外部コマンド
AUTOEXEC.SUBはY-Shell起動時の自動実行ファイル


今回かき集めたファイルはD88イメージ内でインポート、エクスポートしたものなのでファイル名が大文字になっていますが、小文字で揃えた方が便利そうです。

と、言うもの
コマンドを小文字小文字で指定すると大文字を探し、大文字で指定すると小文字になりました。
拡張子はどちらも小文字が指定されました。
拡張子を省略せずに全て指定すれば大文字でも小文字でもどちらでも動作します。

しかし、

ファイル名と拡張子を全て小文字にすると、拡張子省略時に大文字、小文字どちらでも実行されましたこれは全て小文字にしておくと余計なことでハマらなくて済みそうです^^

 

Y-Shellの起動方法


DISKBASICを起動後、DISK++.binとYSHELL.binをロードして実行。
DISKBASICの自動起動ファイル。

これでY-Shellの内部コマンドが使えるようになりました。

40字モードでの運用は想定されていない感じです^^

便利なのはファイルリスト表示の最後にFDの空き容量が表示されること。
S1-DISKBASICのFILESでは空き容量の表示が出ないので、これは助かります。

かき集めたcomファイルはこちら。




発掘した35個のファイルは小文字のファイル名にリネームしながら活用法を探りたいと思います。

そんなY-Shell用コマンド整理の記録^^

4件のコメント

  1. こんにちは。
    Y-Shellの面白さにハマっているんじゃないですか?
    外部コマンドは追加しようと思ったら、どんどん追加出来るので、
    当時(S1クラブ全盛の時期)は多くの人がマシン語プログラムを
    Y-Shell外部コマンドに書き換えてたような気がします。
    (N-TERM-][なんかはその典型です)
    かべきんさんのディスクにあるATTRやATTRWコマンドは、ファイルの属性を変更するコマンドですね。
    NAPLPSは前にも書きましたが、ナプルプス画像を展開するためのコマンドです。S1でナプルプスで作られた
    漫画を読んで楽しんだ記憶があります。
    PKKはファイルの圧縮(パッケージ化)するコマンド
    JTDとDTJは日本語ワープロの書類を漢字テキストデータに変換(その逆)をするコマンド
    KTYPEは漢字表示、KPRは漢字プリントアウト(だった気がします)
    EXBINは拡張モニタのY-Shell版ですね。
    Linuxみたいにコマンドファイル内にヘルプ機能があれば使い方が分かって便利だったんですけどね・・・
    (当時はS1クラブ内で使い方などをアップしたりチャットで説明したりしていたもので・・・)
    でも、35年以上も昔のマシン、まだまだ遊べそうですね。

    1. 情報ありがとうございます^^
      S1実機でLinuxライクな環境を弄っているみたいな感じで満足感が高いです
      今のところ、特に何をするわけではないのですが、すごいコンピュータを弄っているみたいで楽しいです
      以前教えて頂きました通り$D000から保存して拡張子をcomにするだけでY-Shellから扱えるのであれば外部コマンドでどんどん追加できそうです。
      JTDとDTJは何のコマンドかと思っていましたが、今となっては不要そうですね。
      NAPLPSはサンプル画像を探してS1で表示してみたいと思います。
      MAGローダがS1にあるとよかったんですけどS1にはなかったようですね^^;;

  2. コメントし忘れていましたが、_dirでリスト表示されたコマンドの部分にカーソルを持って行ってリターンするとそのコマンドを実行できるんでした。(すでにご承知かもしれませんが)
    最近、ATOMプロセッサのNetbookにLinuxを入れたり、RasPi3をいじったりしていて、Y-Shellのコマンドが懐かしくなってしまいました。w

    1. そういえば_dirで表示されたリストからコマンドが実行できましたね。
      あれから色々YShellも弄っていたのですが、その後S1エミュにMPC-68008が実装されたので68K関連の移植を進めていました。
      だましだましですがS1でCP/M-68Kが動くようになったので楽しみも倍増です。
      しかし、12月後半まで鹿児島出張でS1弄りはできていません(^^;;;

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