Last Updated on 2020年2月16日 by kabekin
FDDを保管してあるタンスと同じタンスから真空管アンプが出てきました。
出てきたのは6BM8シングルと6GA4のプッシュプル
以前はたくさんの真空管アンプを持っていましたが、残しているのは数台です。
この6BM8のシングルはMMのフォノアンプとトーンコントロールアンプ内蔵。
プリメインなのでS/Nを良くしようと電源の平滑コンデンサを大量に載せました。
MMフォノアンプは12AX7, トーンコントローラは12AU7
整流管は6X4のパラ
6BM8はスベトラーナの6F3P
それでも、S/Nがいまいちなので、6GB8パラ、EL156パラ、6080パラで安定化した直流電源を製作
この電源でハム音は完全に除去できました^^
http://asakita.net/kabekin/2011/02/181.html
6BM8のシングルアンプ用なのにオーディオ用の終段管をレギュレータに使った贅沢電源です。
B電源は3系統あって気分によって定電圧制御に6GB8,EL156,6080を切替えて楽しめます^^
省エネモードは5AR4パラをシリコンダイオードに切り替えることも可能
6GA4のアンプは高校時代所属のクラブで顧問の先生に貰ったものです。
久しぶりに電源を入れるとプレートが赤熱して暴走するようです。
固定バイアスのppアンプのようですので、再使用にはバイアス調整が必要かと・・・
色々な真空管式オーディオアンプを作ったり使ったりしてきましたが、魅力のあるのは6BM8と6GA4のみでした^^
MJ誌や真空管アンプの本を読むと6GA4はダメだという記事を時々見かけますが、私は6GA4の音が好きです。
それも6GA4はプッシュプルで使うと真空管の音の柔らかさが分かるような気がします。
友達の2A3ppオーディオショップの300Bppと聴き比べても6GA4の方が音の温もりを感じられるような気がします。
オーディオマニアの方に言わせると6BM8はラジオの球と言われますが、
スベトラーナの黒プレート6F3Pをシングルで使って負帰還多めに掛けると最高の音が出ます。
6BM8や6GA4が好きと言っているレベルではオーディオマニアではなく無線マニアなのかも^^
6GA4はHIFI仕様ですがベースはテレビ球の6BX7だったはず。
真空管アンプはラジオ球やテレビ球に本物の魅力がある気が・・・