HITACHI MB-S1の68Kカード MPC-68008を試してみる

Last Updated on 2022年1月16日 by kabekin

資料が無くてどう動かしていいか分からなかったS1用の68Kカード MPC-68008 の資料が入手できました。

この取説はI/Oの情報やS1とのやり取りなど、思った以上に詳細な説明があります。
貴重な情報どうもありがとうございます^^


私のMPC-68008はこんな感じ
皆さんのMPC-68008よりジャンパ多めな感じです^^;;

MC68008搭載で68000ではありません。

同じフローティングバスを使う中部本多通商のZ80Bカードに比べて複雑な回路だと思っていたのですが、なんとこの68KカードはS1側のメモリやI/Oに直接アクセスできる仕組みとのことです。

幸運にもMPC-68008カードは実物を入手できているのでS1/10に取り付けて動作確認してみました。

MPC-68008を使うには64KB以上の拡張RAMが必要とのことなので MPC-RA64Sを取り付けています

取説に掲載されていたデモプログラムを入力し動作確認してみると。

6809側での動作はOK


しかし68008に切り換えるとフリーズします・・・

どうやら68008からCIRCLEやLINE命令を実行するとBASIC上でSyntax ErrorやAddress Errorになるようです。

68008側から背景の塗りつぶしスクロールをしているようですが、そこは動作してるっぽいです^^;;

入力したコードは再度に見直しますが、MPC-68008が壊れていたらショックかも・・・
PALやGAL等のカスタムチップは無いので、修理はできそうですが私で直せるものなのか不安ですね

そんなMPC-68008動作確認の記録

S1の情報は是非こちらからどうぞ → Amazon

2件のコメント

  1. 拡張カードの増設にはサービスマニュアルが必要のようです。
    (MBの設定、修正などが必要な場合がある。)
    SMの設定をすれば68008は大丈夫そうです。
    無事に動作確認てきると良いですね。

    1. 貴重な情報どうもありがとうございます^^
      さすがに68Kカードともなると刺せばいいだけではない事もあるんですね。
      全く動いていない訳でもなく、フリーズするタイミングも違うのでハード的なパッチが必要な可能性も高いです。
      S1や68Kカードを壊さないように、いろいろ試してみます

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