SOHO業務用にSubversionサーバを立ち上げる

Last Updated on 2011年11月3日 by kabekin

7月に入りました。
今までは、TortoiseSVNのみインストールしてローカルHDD内にリポジトリを作りローカルでのみ使用していたSubversionですが、7月から心機一転、Subversionサーバを動作させてデータを一元管理したいと思います。
今回はThinkPad X201sを作業マシン兼Subversionサーバにしたいと思います。
★X201sにWindows版Subversionをインストールしたときのメモ
1) リポジトリ用ディレクトリの作成 c:svnrepo
2) subversionのダウンロードとインストール
現時点で最新の「Setup-Subversion-1.6.17.msi」を入手しインストール。(インストールウィザードに従ってインストール。英語だが特に躓く項目無し)
3) リポジトリ作成
DOS窓からsvnadminで作成
> svnadmin create –fs-type fsfs c:svnrepo
4) リポジトリの設定
手順3)で作成されたリポジトリc:svnrepo内にconfディレクトリが作成されるのでその中のsvnserve.confとpasswdファイルを編集
4-1) svnserve.confの編集
[general]セクション
# auth-access = write 行の#を外しコメントアウトを外す
# password-db = passwd 行の#を外しコメントアウトを外す
4-2) passwdの編集
[users]セクション
ユーザー名 = パスワード 形式でユーザを追加する
5) svnserveの起動
DOS窓から svnserve -d -r c:svnrepo で起動。ファイアウォールの確認が出るので許可。
6) リポジトリへの接続確認
リポジトリブラウザからsvnserve経由でのリポジトリ接続を確認。
リポジトリのURLを svn://localhost で確認
試しにリポジトリ内にフォルダを作成してみる。手順4でユーザ設定をしているのでコミットするときにユーザ名とパスワードを聞いてくる。
subversionでは各Job毎にフォルダを作成し、その中に trunk , branches , tags のフォルダを作るのが良いとされているらしい。
7) SubversionのサーバをWindowsのサービスに登録してWindows起動と共にバックグラウンドで動作させていても便利なのだが、打ち合わせ等で色々なクライアントのネットワークに接続することがあるので必要な時だけSubversionを動作させたほうが良さそう。
手順5)と同じ内容の起動用バッチファイルを作ってメニューに登録しておく。
これで最低限必要な設定はOKだと思われます。
今回の目的はSubversionを自由に使いこなせるようになること。
最低限の環境ですが、ちょっとコレで使ってみます。
20111103追記
wikipediaで見たsubversion運用での一般的なフォルダ名
<project>/trunk/<subdir>/…
<project>/branches/<branch>/<subdir>/…
<project>/tags/<tag>/<subdir>/…


↓こちらなど参考に如何でしょうか

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