Last Updated on 2011年7月19日 by kabekin
■XAMPP環境にNetCommons2インストールメモ
現在入手できる最新のXAMPPとNetCommonsをダウンロードしローカルのデバッグ環境を作るためのメモです。
(サーバーを公開する場合はXAMPPのセキュリティに注意する必要があります。)
使用したのは
XAMPP for Windows 1.7.3 【DLサイト】
NetCommons for Windows 2.2.0.1 【DLサイト】
1)各サイトからインストーラをダウンロード。
1-1) XAMPPは「xampp-win32-1.7.3.exe 約52MB」
1-2) NetCommonsは「NetCommons-2.2.0.1.zip 約8MB」
2)XAMPPのインストール
2-1) ダウンロードしたxampp-win32-1.7.3.exeを実行しインストールを開始
XAMPP関係の一式ファイルをインストールするフォルダを聞かれるのでそのまま「install」をクリック
(Program Filesの下に入れてもいいらしいですが階層が深く使いにくいのでC:XAMPPが慣例らしいです)
インストールが始まります。数秒後ファイルのインストールが終了するとDOS窓が開き質問があります。
この質問はデスクトップ上とスタートメニューにショートカットを作るか質問しているようなので「y」にしておきます。
次にXAMPPにパスを通すか質問しているみたいなので「y」にしておきます。
次にUSBデバイス等にインストールしドライブレターを付けるか質問しているようなので、HDDにインストールする私は「n」にします。
選択後処理が始まりXAMPP is ready to use. と表示が出るようなのでリターンキーを押し継続します。
タイムゾーンの設定のようなので画面に表示されている”Asia/Tokyo”のままリターンキーを押し継続します。
細かい設定はありそうですが、NetCommonsを机上で動作させるにはOKそうです。「x」を選択しXAMPPのインストールを終了します。
パソコンを再起動してXAMPPの動作確認を行います。(しなくていいかもしれませんが・・・)
2-2) XAMPPの動作確認
デスクトップに作成されたショートカット又はスタートメニュからXAMPP Control Panel Applicationを開きます。
XAMPP Control Panelが開いたらApacheとMySqlのStartボタンを押しWebサーバとデータベースを起動します。
(公開サーバにインストールする場合はサービスで起動したほうが良いと思いますが机上のデバック環境ではサービスより手動の起動がトラブルが少なく安心だと思います。個人的にはですが・・・・)
無事に起動すると「Running」表示が出ます。下側にイベントログメッセージも表示されます。
エラーなく無事に起動したらApacheの「Admin」ボタンをクリックしXAMPPが動作していることを確認。
ブラウザーにXAMPPのタイトル画面が表示されたら「日本語」をクリックします。
XAMPP 1.7.3!おめでとうございます:システム上にXAMPPが正しくインストールされました!と表示が出れば動作確認完了です。
3)NetCommons用のデータベース作成
3-1) XAMPP Control PanelのMySqlにある「Admin」をクリックしphpMyAdminを表示させNetCommons用のデータベースを作成します。
phpMyAdminにパスワードを設定している場合はrootユーザでパスワードを入力しログインします。
ここではデータベース名を「ncdb」で作成
a)「新規データベースを作成する」にデータベース名の「ncdb」を入力
b)「照合順序」に「utf8_general_ci」を選択 (これを忘れると文字化けします)
c)「作成」ボタンをクリック
無事にデータベースncdbが作成されれば「データベース ncdb を作成しました」の表示が出ます。
3-2) データベースのユーザを作成。
一度phpMyAdminのトップに戻るために画面左上の「phpMuAdmin」ロゴマークをクリックします。
その後先ほど作成した「ncdb」を左のフレームから選択するとncdbのページに移動します。
ncdbのページに移動したら「特権」をクリック。
特権のページが開き「ncdbにアクセスできるユーザー」が表示されるので「新しいユーザを追加する」をクリック
「新しいユーザを追加する」画面が表示されたらログイン情報にユーザー名、ホスト、パスワードを設定します。
ここではユーザー名「ncuser」、ホスト名は「localhost」、パスワードは「********」としています。
パスワードを生成する欄は今回はパスして使用しません。
その下にある「ユーザ専用データベース」「グローバル特権」はデフォルトのまま触らず画面下の「実行する」ボタンを押します。
(グローバル特権は全てチェックなしです。)
ユーザーが追加されると「新しいユーザーを追加しました」の表示が出ます。
これでNetCommnons用にローカルホスト上にデータベース名「ncdb」、ユーザ名「ncuser」が作成されています。
4)NetCommonsのインストール
ここからは普段のNetCommonsのインストールと同様の作業です。
4-1) ダウンロードしたファイルを解凍しXAMPPのhtdocs上にコピーします。
私はXAMPPのhtdocsの下にnc2フォルダを作成しその中に入れています。
解凍してできた「NetCommons-2.2.0.1html」フォルダ内の「htdocs」「maple」「webapp」の3つのフォルダ+index.phpをコピー
4-2) NetCommonsのインストール作業開始
ブラウザーのURLに「”http://localhost/nc2/htdocs/index.php”」を指定しネットコモンズのインストールを開始。
詳細なセットアップ方法は 【こちら】 をどうぞ
サイト名、データベース及びパス・URLの設定で先ほど3-1) 3-2)で作成したデータベース名とユーザ名、データベース接続パスワードを設定します。
インストールを進めていくとデータベースのチェックがありますが特に問題なく次に進めると思います
インストールを進めていくとネットコモンズのセットアップは完了します。
インストール完了画面が文字化けしてしまった人は3-1)のデータベース作成で参照順序を「utf8_general_ci」にし忘れている可能性が高いです。
XAMPPで公開サーバを設計する場合はセキュリティに注意する必要があります。セキュリティやXAMPPの情報はNetCommonsの情報とは違い比較的楽に入手できると思います。
セキュリティ設定は → http://ameblo.jp/ghs4gj/entry-10514797179.html
こちらは如何でしょう
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