Last Updated on 2021年12月11日 by kabekin
FC-9801Kの増設RS232Cカード(FC9801K-01)が入手できたので手持ちのFC-9801Kに取り付けてみました。
FC9801Kの増設RS232Cスロット専用の拡張基板です。
8251のCMOS版uPD71051Cが搭載されています。
ROMが1MBitの27C1024という大容量です。シリアルBIOSで1MBit ROMとは何が入っているんでしょうか。
電解コンデンサは白タイプなので交換しておいた方がよさそうです。(本体側の白タイプでした)
裏面はこんな感じ。
増設シリアルポートは専用の増設スロットがあり、Cバスを消費しないのがありがたい・・・
増設シリアルカードの増設部にはCF/IDE変換のディスクが取り付けてあるので加工が必要かと思いましたが、ギリギリ入りそうです。
増設RS232CカードとCF/IDEディスクを取り付けた様子。
背面はこんな感じにCOM2が追加されました^^
これはカッコいい^^;;;
増設カードの取り付け完了!
と、いうわけで
増設RS232Cカードを増設後シリアルポートの動作確認してみると本体側のCOM1も使用できなくなっていました。
どうやらCバスに実装しているPDD-150のI/Fカードと設定が衝突しているようです。
FC-9801K-01の設定方法をググったところオークションの出品物履歴のページに取説の画像を発見。
詳細は分かりませんでしたがジャンパピンやDIPSWの割付は分かりましたのでメモ
JP1 拡張BIOS ROMアドレス 初期値:$D0000~$D3FFF
JP2 FC9855の接続 初期値:あり → なしに変更 (JP2 オープン)
SW1-1,2 通信モード 初期値:歩調同期
SW1-3,4,5,6 ボーレート 初期値:2400bps
SW1-7,8 割込みレベル 初期値:INT0 → INT1に変更
(FC-9801-K01の取説をお持ちの方DIPSWの詳細を教えてください^^;;;)
ROMのI/Oアドレスは変更しなくていいと思われるので影響しているのは割込みレベルくらいでしょうか。
SW1-7,8を変更してみると本体のCOM1もPDD-150も問題なしでした^^
WTERMで設定を確認してみるとCOM2はINT1になっているので、SW1-7,8はこの設定でINT1になるようです
WTERMの設定
FC-9801-K01のCOM2設定はPC-9861Kの設定が使えるようです
WTERMでは本体側COM1と増設のCOM2の両ポート動作OKでしたが
N88BASICでのOPEN “COM2:N81NN”では RTSは反応するものの受信イベントは発生しませんでした
N88BASICでの使用は何か別の設定が必要なのかもしれません(N88SETUPで通信パラメータは設定済み)
COM1はロジアナのPA400で使っているのでCOM2がターミナルとして使えるのは便利になりました。
この増設RS232CカードにはFC-9855用のジャンパ設定があることから、あの巨大なROMにはFC-9855の機能が入っているのかもしれませんね^^
そんなFC-9801-K01追加の記録・・・
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調べること
N88BASICでのCOM2の使用
WANTED
FC-9801K用のROMファイルカードと思われるカードも入手できました。
恐らく起動可能1MBのドライブのFC-9801K-FR1だと思われます
裏面
このカードの詳細や資料(DIPスイッチの情報など)をお持ちの方、ご連絡いただけるとありがたいです^^
書込みユーティリティをお持ちの方、書き込んで頂きたいファイルがあるので、書込みできる方もご連絡頂けるとありがたいです。