Last Updated on 2011年4月15日 by kabekin
2010.10.09 再編集
2011.04.15 AHCI対応のドライバーのURL修正
■Lenovo ThinkPad X201s にWindowsXP インストールメモ
レノボのシンクパッド X201sにWindowsXPをinstallする手順をメモっときます
アメブロの仕様によりリンクができないURLがあります。httpのhを全角hとして書いています。
XP化したThinkPad X201s Type5129
私の「ThinkPad X201s」は「5129CTO」のWindows7 Home Edition 64Bit プレインストール仕様です。
intel i7-L620 2GHz / 主記憶4GB のお大尽マシン(^^)
取引先の開発ソフトはXP用。 私のPCもXP環境必修ということで、XPをインストールします。
X201sは一応全ての機能でXPをサポートしているようです。
X201sでレノボが提供しているドライバは「MIGR-70656」だそうです。
USサイトは全てのドライバが揃っていました。日本語サイトは全て揃っていません。
MIGR Noが同じですのでThinkPad X201, X201i, X201s, X201si and X201 Tablet はドライバ、ユーティリティは共通のようです。手順も同じだと思われます。
インストール前の準備
・BIOSのSATA HDDの設定変更
X201sにWindowsXPをインストールしようとすると「ブルースクリーン」でインストール中に停止します。
HDDの設定をBIOSで変更しなければいけないようです。
BIOS設定画面を出してSATA HDDの設定を変更します
[Config]→[Serial ATA(SATA)]→[SATA Controller Mode Option]を[AHCI]から[Compatibility]に変更
これでWindowsXPがインストール可能になります。
但しWindows7がブルースクリーンで起動しなくなったのでXPインストール後にAHCI対応のドライバをXPにインストールし設定を[Compatibility]から[AHCI]に戻す必要があります。
WindowsXPのインストール
WindowsXPをクリーンインストールします。
とりあえずXPをインストールした時点ではグラフィックがWXGAにできるぐらいでドライバーはほとんど当たっていません。
しかし
レノボの日本語サポートサイトに行っても個別のXP用のドライバーは見当たらないのでSystem Updateでインストールしてみることにします。
手順は
1)LANドライバのインストール
レノボのサポートサイトからダウンロード
http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/mobiles/6ira21ww.exe
2)Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1のインストール
3)でインストールするThinkVantage System Update3.14がMicrosoft .NET Framework 1.1以上を必要としているのでインストールします。
フルパッケージ版のダウンロードURL
http://download.microsoft.com/download/2/0/e/20e90413-712f-438c-988e-fdaa79a8ac3d/dotnetfx35.exe
3)ThinkVantage System Updateのインストール
レノボの日本語サポートサイトからSystem Updateをダウンロード
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd02.nsf/jtechinfo/TVSU-UPDATE
WindowsXP/Vista用の最新は3.14のようです。Microsoft .NET Frameworkのインストールを確認してから
インストール開始
System Updateのインストールが完了したらSystem Updateを起動しアップデートを開始。
全てのインストール可能項目をチェックしてアップデートを実行。
インストールする項目があるものは全てチェックしインストールを開始します。
私の環境だと「推奨更新(10)」「オプションの更新(4)」でした。SystemUpdateはここで表示されたドライバ及び亜ユーティリティのインストールを自動でやってくれます。
グラフィック、オーディオ、セキュリティなど基本的なものはインストールされるようです。
逆に、ここに表示されないものは手動でインストールする必要があります。例えばRescue and RecoveryやCliant Security Center等
アップデートが完了すると
めでたくドライバやアプリがインストールされXP環境が完成します
不明なデバイスも無く一応環境が整っているようにもみえます。
しかし、System UpdateではBluetoothのドライバはインストールされないようです。
とりあえずXP環境も完成したのでAHCIドライバを対応させます。
4)AHCI対応ドライバのインストールとBIOSの変更
X201sのディスクコントローラは Intel(R) 5 Series/3400 Chipset Family のようです。
デバイスマネージャーでAHCIに対応していないディスクコントローラを見ると
AHCI対応のドライバーをダウンロードしインストール。
Intel Rapid Storage Technology Driver Windows 7(32-bit),Vista(32-bit), XP(32-bit)
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-74431
ダウンロードしたドライバーをインストール
このインストーラを実行するとC:DRIVERSWINISRTにファイルが展開されるのみでドライバはインストールされないようです。
Readmeに手順がかいてあるので要約すると
展開されたフォルダーからinstall.batを実行する
完了するとコマンドプロンプト画面が閉じる
Windowsを終了しBIOSのSATA設定をAHCIに戻す。
再起動しWindowsXPが起動すると新しいハードウェアーが検出されるので、ここからAHCIドライバを指定する
AHCI対応のドライバがインストールされると Intel(R) 5 Series 6Port SATA AHCI Controller になりました。
これでBIOS設定もAHCIに戻っているのでXP環境としてはほぼ完成です。
5)System Updateでインストールされなかったドライバやユーティリティのインストール。
SystemUpdateでインストールされなかったもので必要だと思われるのが
「ホットキー」と「Bluetooth」と「TrackPoint」です。
ホットキーのドライバーをインストール
Hotkey utility Windows 7, Vista, XP, 2000
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-74261
インストールが完了すると
ホットキーやFnキーによるファンクションキー、OSD等が有効になります
TrackPointドライバのインストール
TrackPoint Driver Windows 7(32-bit),Vista(32-bit),XP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-66893
インストールが完了するとトラックポイントの設定ができる。
Bluetoothドライバ及びユーティリティのインストール
Bluetooth Enhanced Data Rate Software II Windows XP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-70450
Bluetooth Support File for Bluetooth 2.1 with Enhanced Data Rate Software Windows XP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-74330
とりあえずここで基本的なセットアップは完了!!
6)その他ユーティリティのインストール
ThinkVantageのユーティリティでインストールしておいたほうがよさそうなツールをインストールします
入れておいたほうがよさそうなツール
Client Security Solution 8.0 Windows 2000/XP 用
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-66952
Rescue and Recovery v4.0.0114 (Windows 2000/XP)
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-66933
ThinkVantage Access Connections WindowsXP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-4ZLNJB
Power Management Driver WindowsXP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-4GXPEG
Power Manager WindowsXP
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-70602
ついでにマイクロソフトの無料ウィルス対策 Microsoft Security Essentials を入れておきます
http://www.microsoft.com/security_essentials/?mkt=ja-jp
7)WindowsXPのアクティベーション
ここまで環境を整えれば失敗はなさそうなのでWindowsXPのアクティベーションを行っておきます。
8)全ての環境が整ったところで ThinkVantage Rescue and Recovery4でリカバリーDVDを作成
システムのバックアップから「ハードディスクのバックアップ」を選択
バックアップをCD/DVDに作成を選択
作業完了まで4時間程度かかります・・・・
普通のX201にXP-Proをインストールしていたのですが、ブルースクリーンの洗礼に会い、このブログにたどり着きました。おかげさまで無事にXPのインストールが完了しました。大変助かりました。ありがとうございます。ただ、肝心要のAHCIのドライバのリンク先が間違っていました。以下のURLが正しいようです。非常に有用な記事なので修正していただけると今後利用される方にも喜ばれると思います。よろしくお願いします。http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-74431
>みやびさん
こんにちはコメントありがとうございます。
早速教えて頂いたURLを修正致しました。
まだまだXP環境は必要ですねぇ(^^)