Last Updated on 2022年4月4日 by kabekin
日立のMSX MB-H2のデータレコーダ部のベルト交換をしてみたので手順をメモっておきます。
こちらがMB-H2! データレコーダ一体型のお気に入りマシンです。
この手順は私が分解/組み立てした手順で最適な方法ではありません。
皆さん自分のおすすめの方法で作業を進めてください。
作業手順
準備
カセットテープは外しておく→テープのメカは本体側にあるのでカセット入れっぱなしでは壊しそう
コンセントを抜いておく→電源トランスの1次側がむき出しになっている。
a) 本体を裏返して背面のネジ4個①~④を外し、後ろ側からカバーを開けます。
①~④=3mmΦ, 16mm タッピング
手前側は3か所ツメがあり固定されていました。
b)カバーは横方向に置いたまま作業できそうですが、カセット操作部のスイッチ基板用配線が止めてある部分は外した方がよさそうです。
ケーブルの固定を外して。
キーボードを横にずらして基板を見えるようにしてコネクタ3か所を外す(Iマークを付けてから)
① P702 2P
② P641 3P
③P751 2P
上面カバーを横に置いた状態で作業します。
カセットメカ部の取り外し
カセットメカ部を取り付けている ネジ①~③を外す。
①③=3mmΦ, 9mm タッピング 黒
②=3mmΦ, 9mm タッピング 金具付き
ネジ④~⑤を外す
④に固定されている線の束を外す
4Pのコネクタを外す
④⑤を外してコンデンサ基板を外す
④⑤=3mmΦ, 9mm タッピング
ヘッドから出ている8Pコネクタを外す。
カセットユニットから出ているコネクタ3個を外してカセットユニットを取り外す。
PM1
PH1
PM2
カセットユニットはこんな感じで完全にユニットになっています。
腐っているゴムを掃除して取り除きます。
カセットユニットを裏返して新しいベルトを取り付けます。
ネジ①②③のうち①は緩めるだけ、②③を外してベルトを通すとよさそうです。
①=3mmΦ, 30mm タッピング
②③=3mmΦ, 8mm タッピング
ネジ②③を外したときソレノイドのシャフトが外れたら直しておかないと常にピンチローラが
上位置に移動してしまいます^^
ここで1mm幅、折径115mmのゴムベルトを取り付けてみましたが1mmでは細いです1.5mmか2mmがいいかも。
組み立ては上記の手順を反対に組み立てます。
MB-H2はテープカウンタが付いていないのでベルトは1本のみでした。
そんなMB-H2のカセット部ゴムベルト交換の記録・・・