Last Updated on 2015年3月9日 by kabekin
広島県立図書館からUCSD Pascal他の本を借りてみました。
2月中旬に貸出依頼したものですが、県立図書館の書庫整理のため貸出が延期・・・
やっと閲覧できました(^^)
手元に届いた書籍はこちら
UCSD Pascal演習 — 工学社
PC-8801mk2 わかるマシン語テクニック — 啓学出版
PC-8801mk2実践プログラム集2 — 山海堂
UCSD Pascal演習を県立図書館から借りるのは2度目だったりします^^;;;;
もう一度借りてみて改めて読み直してみるとPascalの言語構造以外にもUCSD Pacscalの操作に関する説明も少しですが載っていました。
ソースを書いて、コンパイル実行までの基本的な操作は一通りできそうな説明なので、少し詳細にまとめておきたいところです。
「PC-8801mk2わかるマシン語テクニック」は自作の機械語プログラムをBASICの拡張命令として扱うアプローチで書かれています。
PC-8801のモニタで実習する内容のようで、本文はインテル型式の8080ニーモニックで付録として
Z80ニーモニックが付いています。
これまで見た他のマシン語参考書と少し違った感じの解説のようです
「PC-8801実践プログラム集2」はFM用にも出版されている「F-BASIC活用ソフトワープロとグラフ」のPC-8801版のようです。
ワープロやグラフ、ディスクユーティリティはFM版同様に参考になる部分が多いです。
ほとんどBASICで書かれているので、参考ベースとしては最適です^^
せっかくなので UCSD Pascalの操作コマンドを簡単にまとめておきます。
■コマンドレベルのコマンド Command: E)dit, R)un, F)ile, C)omp, L)ink, X)ecute E = スクリーンエディタの起動 R = ワークファイル上のプログラムを実行(差分自動コンパイル) F = ファイラーの起動 ファイラのサブコマンド Filer: G)et, S)ave, W)hat, N)ew, L)dir, R)em, D)ate, Q)uit G = GET = ソースロード。Get what file?の後にソースファイル(テキスト)を拡張子無しで指定 S = SAVE = 現在のワークファイルを保存 (ワークファイル更新では場合はファイル名'SYSTEM.WRK.TEXT'で保存されるのでREMOVEで削除する) W = WHAT = 現在のワークファイル名を表示 N = NEW = 新規ワークファイルを作成 (ワークファイルは一度に1個しか作れない) L = LIST = 指定したドライブのディスク上のにあるファイル名を表示 (Dir listing of what vol?の後に「ドライブ名:」で指定) R = REMOVE = ファイル消去 D = DATE = 日付セット (日付フォーマットは1-JAN-84) Q = QUIT = ファイラーを抜ける C = コンパイル実行 L = ??? X = プログラム実行(実行型式のバイナリファイルを選択して実行) ■エディタのコマンド カーソル移動 「<」「,」「-」は←カーソル移動 「>」「.」「+」は→カーソル移動 「P」は改頁 「I」はInsertでテキスト挿入モード(BSでバックスペース、DELで1行消去、CTRL+Cで入力完了、ESCで入力中止) 「D」はDeleteテキスト削除モード(CTRL+Cでモード完了、ESCでモード中断) 「C」Copy Cの後に「B」バッファを入力すると挿入又は修正された最新ファイルがカーソル位置直前にコピーされる Cの後に「F」ファイルを入力すると別ファイルを現在のファイルにコピー モードの中断はESC 「X」はXchangeで文字置換えモードで1文字ずつ文字の置き換えが可能 BSキーで元の文字に戻す CTRL+Cでモード完了、ESCで全置換えをキャンセル 「F」はFindで文字列検索。ESCでモード中断 「R」はReplaceで文字列置換えモード(R,置換前文字列,置換後文字列で指定) 「A」はAdjustで各行の先頭インデントを揃える(左右カーソルで操作) 「J」はJumpでファイルの先頭や最後、「M」Markerで指定した位置にジャンプ 「S」はSetで次に「M」Markerで「マーカ名入力」で行にマークを設定できる 「V」はVerifyでカーソル前後の部分を表示 「Q」はQuitでエディタを抜けコマンドレベルに戻る 「Q」のサブコマンド U = Update = ワークファイルに現スクリーン上のファイルをコピー E = Exit = ワークファイルを変更せずにエディタを抜ける R = Return = 一切変更せずにエディタに戻る W = Write = スクリーン上のファイルにファイル名を付ける その他利用可能キー 「スペース」「BS」「TAB」
コマンドレベルのLコマンドに関する記述はナナメ読みでは発見できませんでした。
詳細な操作の流れは、改めてまとめる予定です(^^)