日立 MB-S1 2DベタデータをD88に変換して実FDに書込む その1

Last Updated on 2019年8月8日 by kabekin

今回CP/Mの移植に使っている環境はsamさんに教えて頂いたCygwin上のクロスコンパイラ環境です。

6809のアセンブラとZ80のアセンブラで出力されたバイナリはddで結合されているので完全なベタファイルです。

SasajiさんのS1エミュレータは2Dベタファイルがそのまま扱えるのでエミュレータで使用する際は問題ないのですが、2DのベタファイルをFDに書込むツールがありそうでありませんでした^^

そのため、2DベタデータをD88ファイルに変換する必要があります。
変換にはSasajiさんのL3DiskExを使わせて頂きます。
今回必要なデータはトラック0~1のみなので、必要なトラックを変換します。

■変換手順のメモ
①2Dベタファイルを生ディスクモードで読込。

②トラック0~トラック1の全セクタをエクスポート。

③ターゲットのD88ディスクを生ディスクモードで開く。

④エクスポートしたトラック0~1のデータをインポート。

⑤D88イメージを保存。

⑥DITTで書込む前にS1エミュレータで起動できることを確認しておく。
ブートローダとCP/M80で使っている領域はトラック0~1のみなので上記のエリアの変換でOKですが、トラック0~39丸ごと全て変換してもOKでした。

これでDITTを使って実FDに書込みできます^^

2件のコメント

  1. はじめまして。ほぼ素人です。5インチ2Dフォーマットのフロッピーディスクを親が所持してます。、ゲーム等エミュレーターにて使用したいと思ってましたが、かなり難しい作業です。
    AT互換機に5インチFDDは組み込んでみたものの… DITTコマンドで読み込みしようとしてもアンフォーマットトラックとメッセージでるばかりです… また参考にさせていただきます。

    1. 私もDITTやAT機はわからないことが多く完全手探りで実験しながら使えるようにしています^^;;
      youtubeで拝見したUnformattedのエラーで気になった点は別に頂いたコメントに書いてみました。
      お試しください^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください