Last Updated on 2011年6月24日 by kabekin
■NTTフレッツ光ファミリー + auひかりBフレッツコース レビュー
NTTのフレッツ光回線とauひかりのBフレッツコースを使ってみました。
これまでauひかりのBフレッツコースって何のためにあるのか不思議に思っていました。
auで回線も引いてそのまま使用すれば通信速度も早く料金も安い・・・・
なのにどうしてBフレッツコース
理由が分かりました。
このたび私が引っ越した地域はKDDIの光工事ができないらしくKDDIから工事お断りの電話が
NTTはほぼどのような地域でも光OKらしいのですが、KDDIは諦めが早く工事せずに手早くお断りのようです。
KDDIがダメならNTTにお願いするしかなく、回線はフレッツ光になりました。
プロバイダーもNTT系にすればいいのですが、auのまとめトークを利用したいためプロバイダーはauから離れられず悲しい状態に。
回線も繋がって一安心したのでレビューしてみます。
【申し込み】
NTTとKDDIの両方に申し込みをしなければいけないので面倒。
その際、IP電話を使用する場合VoIPアダプタをNTTから借りるかKDDIから借りるか忘れないように申し込みしなければいけない。
(レンタル料金は両社ほぼ同等のようですが、NTTから借りると機器がもう一台増えるそうなのでKDDIから借りるのが賢明でしょう)
【料金】
auひかりのギガ特プランを使用していたときはIP電話コミで月額5985円、今回はフレッツ光回線とauひかりBフレッツコースなので月額 7525円とかなり不満な結果に
【通信速度】
フレッツ回線網のみでは平均して150Mbps程度出ているようです。auのルータからインターネットを利用すると平均で35Mbpsとちょっと不満の残る速さです。
【その他】
ルータがNTTとauで2段になるので不便。
光終端—NTTルータ—auルータ—LANなのでLANからフレッツスクエアがそのまま見えません。
サーバ等を公開したい場合にポートを開放を開放するのが面倒
【総評】
KDDIが工事してくれないがauひかりを使用したい人が渋々使うコースのように見えます。
どうしてもauという理由がなければ、OCN等のNTT系プロバイダに乗り換えをオススメします。
auが工事エリアに制限があることを考えればNTTは滅多なことが無ければ工事不可は無さそうなのでさすがにNTTといったところです。
NTTの存在意義と言うかメリットを改めて思い知らされることになりました。そういう意味ではKDDIが一流になれない原因もこのへんにありそうです。
おまけにauのサイトで郵便番号と住所検索をした際にはサービスエリア内の表示が出ていたのに工事不可。
私の家は工事不可だったのに未だに私の住所は工事可能の表示が出るのも不親切です。
またKDDIはコースを変更するたびにユーザーIDが変わり手続きが多い印象があります。
セルフページも会員種別で複数存在しておりADSLや別のコースから移行したユーザーはかなりの不便さを覚悟する必要があります。
既に会員管理の仕組みが破綻に近くなっているのではないかと感じさせられます。
【私の評価】
★★★☆☆ 星3個
携帯がauの方、回線からプロバイダーまでauで揃えている方はauひかりがオススメです。
皆さんもこの際、NTT系に変更されてみるのはいかがでしょうか
【今回の経験より得たこと】
NTTのフレッツ光よりKDDIのau光の方が全体的にコストが低くお得に利用できます。
それでもNTTのフレッツ光を使うメリットとは何でしょうか。
それは引越し先でも同じサービスを続けられる可能性が高いことです。
KDDIのau光は引越し先で使える可能性は全く保証されません。(KDDI所有以外の電柱を使用している経路の場合、その電柱を経由せずに経路を確保することはできないそうです。NTTは別経路で工事することに柔軟に対応してくれるようです。)
回線のみau光ならば移転先でも特に問題は起きませんが、プロバイダーをKDDIにしていた場合、メールアドレスが変わったり、HPを移動したりとリスクがあります。
NTTで工事することの安心感を取るか、月々のコストパフォーマンスを検討するのかの観点で検討してみては如何でしょうか。
あなたはどちらを選びますか?