収集物の思い出【コンピュータ】:横河電機 YEWMAC300SUPER

Last Updated on 2012年10月3日 by kabekin

事務所の引越しのためYEWMAC300SUPER25を発送準備。
このYEWMACは来夢来人での「FXやったるで」計画に使おうかと計画中でしたが、一時中断・・・・
ラインコンピュータは起動しないかもしれないので、MELSEC-Aでも繋げてアナログ変換し、
為替レートデータを収集して分析してみたいところ・・・・
送る前にいつも通り中身の観察から
ライブラリ類は充実しています。(使い方はわかりませんが・・・・)
ghs4gj room
SUPERのロゴもかっこいい
ghs4gj room
背面をチェック
増設のボード類はBSC通信カードのBS81とRS232C増設カードのRS81が実装されています。
ghs4gj room
各ボードの様子は
BS81 BSC通信ボード
ghs4gj room
個人ではほとんど利用価値はなさそうな感じのボード。
RS81 RS232C拡張ボード
あまり見慣れないシリアルコントローラICが使われています。
ghs4gj room
こちらは活用次第によっては十分活用できます。CPUカードのシリアルポートと合わせれば5ポートのお大尽仕様。
RBBSのホストにしてもおもしろそう。
ML82 ML-NET通信カード
ghs4gj room
今後ラインコントローラを接続する予定は無いと思われるが、一応必修のボード。ICの構成はよくわからない。と言うかあまり興味が無い。
DP81 ディスプレイカード
オールドPCファンとしては コンピュータの構成で最も興味深いところ。
ghs4gj room
おなじみのCRTC HD46505に加え、ACRTCのHD63484も搭載された2x CRTC仕様になっているようです。
どちらも国産PCにはお馴染みのCRTCです。
HD46505 CRTC  Bということは2MHz版でしょうか
ghs4gj room
HD63484 ACRTC
いつも参考にさせてもらっているIC紹介サイトにこのLSIはあまり使用された例がないとの記述があり、
その中に一部の産業用コンピュータとの説明があった。
これはYEWMACのことだったのかな!?
ghs4gj room
CPUカード
CPUカードには黄金に輝くMC68020の16MHz用が見えます。HD68450これはDMAコントローラのようです。
ghs4gj room
ghs4gj room
68020はメジャーなマシンには搭載されませんでしたね。
昔持っていた日立のクリエイティブワークステーション2050/32にも搭載されていましたが、2050/32もかなりマイナーなWSでした・・・・
ghs4gj room
HD68450DMAコントローラ
その他、YEWのカスタムチップ等も搭載。この頃は各社の独自アーキテクチャのコンピュータを持っていた時代でした。
シリアルのコントローラはRS81と同じくSCN2661、68系のマシンですがPIOには8255が使用されているようです。ghs4gj room
68系マシンにもかかわらず、PIAの6821を使用せずにPIOの8255を使っていたとしたら、
このマシンの信頼性にかけるエンジニア魂を感じる。
もしくは富士通系エンジニアの考え方かな!?、 というかFA仕様にMC6821はありえないかも。
(個人的にはなぜだか、6821=おもちゃ 8255=中級品的なイメージがある)
HDDはST-506ですが、変換基板が搭載されているのでM/BからはST-506ではないのかもしれません。ghs4gj room
とりあえず観察終了なので、HDDのヘッドをシッピングゾーンへ移動して梱包準備に入ります。ghs4gj room
やっぱり、この手の独自アーキテクチャ国産マシンが好き!! (*^_^*)
YEWMAC500は処分してしまったが300SUPERは手放せない魅力的なマシンです。
YM-BASICは文法がMS-BASICとは異なる部分が多いのでコーディングが面倒ですが、
幸いなことにドキュメントやOS類等全て譲って頂いているので時間をかければ何とかなりそう・・・ghs4gj room
いずれはFXでの自動売買に応用してやる~
と言うわけで
計画としてはハードディスクが搭載されているY/Mac300もしくはB16SXで為替レートを収集、蓄積して来夢来人とはRS232C等の通信で必要な期間のデータを参照できるような仕組みに仕上げたいところです。
いずれはYM-BASICとS1BASICの比較リストを作って来夢来人活用作戦に盛り込む予定です (*^_^*)
—————————————————————————————
ちなみにYEWMACコレクションとしてはラインコントローラとYEWMAC200のキーボードが残っています。
ラインコントローラ
ghs4gj room
先日電源を入れてみたらCPUのRDYランプが点灯しなかったので故障してるかも。
ラインコンピュータと接続してソフトをダウンロードしたら点灯するのかな!?
ダメならMELSEC-Aとシリアル接続に計画変更。
YEWMAC200のキーボード
ghs4gj room
300と比べると一気に歴史を感じさせるデザインです。
キーボードエンコーダに74159が使用されているようなので、来夢来人のキーボードと同じような仕組みかも。
色々実験して、できれば来夢来人に取り付けてみたいところ・・・・

6件のコメント

  1. うほwwww
    導入時・・・すごい値段がしたっぽいww
    躯体黄ばみは仕方ないとして、
    それにしても綺麗に残ってますね。

  2. >電脳技研さん
    ほとんどのジャンクは処分したと思っていたのにまだまだ残ってますなぁ~
    広島に戻ったらそちらの倉庫も見に行きます(*^_^*)

  3. >コオロギ養殖さん
    このコンピュータを入手した頃、ホントはシャープのX68000が欲しかったのですが、入手できなかったので68020搭載のこいつを貰ってきてX68000ユーザに自慢してました(*^_^*)
    X68000はゲームが得意,YEWMAC300は通信が得意というわけで、68Kユーザ間でバトルしてました^^;;;
    そろそろX68000に手を出そうかな・・・

  4. >コニカさん
    産業用コンピュータなので導入時は高価だったと思います。
    ネットで探しても殆ど情報が無いので不明ですがいくらしたのか気になりますね^^;;;
    私が持っている旧式コンピュータの中では珍しく漢字が扱えるので活用方法は無限大です。
    実はOSがY2K(2000年問題)に対応しているので結構レアマシンになってます(*^_^*)

ghs4gj へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください