Last Updated on 2011年1月26日 by kabekin
何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは
収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN hymnus hifi 101
テレフンケンのソリッドステート式レシーバでhymnus hifi 101です。
薄型の筐体ですが比較的大き目のレシーバです。
このレシーバはアメリカから個人輸入したもので、ドイツ語表記の下に英語表記の記述があります。
このレシーバはFMとAM用のチューニングダイアルが独立していません。
hymnus hifi 101の背面
DIN5Pの入力端子とDIN2Pのスピーカコネクタがあります。
テープ入力はテープモニタに対応しています。本体内部にFM用アンテナが内蔵されており背面にヨーロッパタイプのFM-2P端子として取り出されています。
本体右側にはヨーロッパのラジオによく見られるFM用周波数プリセットVRと切替スイッチが付いています。
FMプリセット用確認メータ、Sメーター、FM用センターメータが付いております。
ドイツ語表記の下に英語表記が印刷されています。
本体内部の全体写真
木製のフタ部分にフィルム状のT型ダイポールアンテナが貼ってありました。
左部分にパワーアンプ部、中央部分にチューナ部、右部分に電源とFMプリセット部が配置されています。
AM用内蔵フェライトバーアンテナは外部から方向調整できない作りになっていました。
出力部パワートランジスタとその駆動部、チューナ基板の写真
パワーアンプ駆動部とプリアンプは同じ基板にまとまっています。MM用フォノアンプは搭載されていませんでした。
音質調整はとバランス調整はスライド型VR。その下にスピーカ系統切替スイッチ、ノイズフィルタ、ランブルフィルタ、トーンコントロールバイパス、モノラル切り替えスイッチを搭載。
出力用パワートランジスタは なんと2N3055のプッシュプル!!。
2N3055といえば電源レギュレータ用として多用されているのでタフなイメージはありますが繊細なオーディオ出力に使うことは考えたことがありませんでした。
FMプリセット周波数確認メーター、信号強度、FMセンターメータです。一番右の大きいツマミは電源スイッチです。
チューナ基板
RF増幅部はシールドされていました。
比較的新しい機種だと思いますがLW/SW/MWのバンドは健在です。短波のコイルもコンパクトにまとまっています。
FM-MPX基板
FMマルチプレクサ基板は相変わらず独立しています。この独立した作りは輸出を考慮した設計でしょうか??
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