Last Updated on 2020年6月12日 by kabekin
Web会議用のハンズフリースピーカーマイクとしてJBLのGO2を購入したのですが、マイクの音が小さいということで別の機器を探していました
ネット上の評判ではサンワサプライ400-MC012の評判が良いみたいなので購入してみました。
購入のポイントは「強力なエコーキャンセル機能」です。
WebExで会議中に「エコーが発生しています」の表示が出るのが気になっていたりします^^
400-MC012の本体を見てみると
直径約80mmの丸型筐体です
本体にはハードスイッチで「マイクミュート」と音量の「+」「ー」の3つのスイッチがあります。
マイクミュート状態の表示が付いており、一部のWeb会議ソフトからMC012のミュートをコントロールできました
(音量スイッチはWindows10の音声出力をコントロールできます)
以前使って性能の良かったの無指向性マイク MM-MC23 と似たマイクの外観なので期待できます。
私は、サンワサプライの無地の箱が好きだったりします^^;;;
まずは、TeamViewerで使ってみると
マイクの音量は正常で特に音が小さいとは言われませんでした。普通の音量で届いているようですが、レベルメータで確認する限りでは少し低めのようです。
(マイクの仕様は集音範囲=半径約2m@360°の無指向性マイクとのことです)
少し気になるのはTeamsで使った時のマイクミュート時にホワイトノイズが増えるようです。
マイクミュートオフで黙っている時にはホワイトノイズはほとんどありませんが、ミュートにすると
ホワイトノイズが気になりました。
(TeamViewer等はノイズ閾値があるのでホワイトノイズは送らないと思うのですがTeamsやWebExはどうなんでしょうかね)
しかし、スピーカーの音質は良くないです。
と、言うかかなり特徴的な音です^^
最初は故障しているのかと思ったほど高域の歪が多い感じで、歪んで聞きにくくなっているのに加え
ダイナミックレンジも下がってのっぺりした音になっているので特徴的な音になっています^^
これはある意味、クセになる音で長時間このスピーカでradikoを聞いていたら慣れてきて、
心地よい音に感じるようになりました^^;;;
Web会議用スピーカマイクということで、わざとHIFIではなく声の帯域のみを再生するスピーカーとして作っているものと思います。
スピーカ自体は余裕があるっぽいので、B.P.Fを通った後に信号の歪が増えてるんですかね^^;;
音量を下げても上げても高域の歪は変わりません。
説明書にスピーカーの最大出力は2W(1W+1W)@4Ωとなっていますが、ステレオスピーカではなさそうです。1W+1Wとはどのようなものでしょうかね!?
400-MC012からの音声は聞きにくいですがステレオのヘッドホン出力(ライン出力)があるので、
外部スピーカに接続できます
この出力に外部スピーカを接続してエコーキャンセルの効果が低下しなければ機能的に不満はないです^^
もう一つ、マイクの感度は良いようですので、本体底面からの振動などもよく拾います。
(マイクは底面にあるようなので、ますます机の振動を拾います^^)
キーボード入力の振動やペン先の振動を感度良く拾うのでインシュレーターを付けるか作業台とは独立したマイク台があった方がよさそうです。
古い機種のようですが、そこそも満足のいくスピーカーマイクでした。
そんな400-MC012購入の記録・・・